スマートフォン利用に欠かせない周辺アイテムと言えば、モバイルバッテリーです。毎日持ち歩いているという方も増えてきています。今回はモバイルバッテリーにオリジナルの印刷をして販売や販促に使いたいと考えている人に向けて、モバイルバッテリーの印刷方法や仕上がり感を写真付きで詳しくお教えします。
目次
モバイルバッテリーの印刷に使われるプリンターについて
インクジェットプリンター
モバイルバッテリーへの印刷は、現在ほとんどがインクジェットプリンターによる印刷です。インクジェットプリンターは、インクを直接本体に噴きつける方法で印刷を行います。インクジェット印刷は複雑な模様でも忠実に表現することができ、濃い色でも鮮やかに印刷することができるのが特徴です。
数多くの印刷業者が使用しているインクはUVインクです。UVインクとはUV光(紫外線)を照射させることで固まるインクのことで、印刷してから一瞬でインクが乾きます。乾燥を待つ時間が不要になるため、その後の工程にスムーズに進むことができます。さらにインキ皮膜が硬いため、印刷面に傷が付きにくくなっています。
UVプリンターは業務用ということでプリンター自体のサイズは大きく、その分印刷面のスペースは大きく取られており、手のひらサイズのモバイルバッテリーなら十数個を一度に印刷することができます。UVプリンターについて詳しくは『印刷業者が教える!スマホケース印刷の徹底ガイド』に記載されているのでぜひチェックしてみてください。
モバイルバッテリーの印刷方法
モバイルバッテリーの印刷方法には「モバイルバッテリー本体にデザインを直接印刷する方法」と「デザインを印刷したアクリルプレートを本体に貼り付ける方法」の2種類があります。
モバイルバッテリー本体に直接印刷する方法
この方法では、モバイルバッテリー本体に直接インクを吹きかけて印刷します。そのため、本体のカラーを生かすデザインや、すっきりとシンプルなフォルムのモバイルバッテリーを作成したい方にオススメの方法です。本体表面の質感によって、光沢のある印刷にもマットな印刷にも仕上げることが可能です。弊社の取扱商品ではモバイルバッテリーをこちらの方法で印刷しています。
印刷したアクリルプレートを接着する方法
この方法では専用のアクリルプレートにインクジェット印刷を施します。プレートの裏面(本体との接着面)に反転したデザインを印刷し、その面を内側にして本体にはめこみます。印刷した面が外側に露出しないので、長く使用してもけして印刷が剥がれることがありません。また、透明度の高いアクリルを使用しており、印刷したデザインにツヤと高級感を出すことができます。本体に直接印刷するタイプのモバイルバッテリーとは一味違ったバッテリーを作成したい方にオススメの方法です。弊社の取扱商品ではスクエアモバイルバッテリーをこちらの方法で印刷しています。
モバイルバッテリーの印刷の流れ
1.入稿データのチェック
2.治具に本体をセット
3.印刷面を拭く
4.静電気の除去
5.ホコリの除去
6.印刷開始!
7.完成
モバイルバッテリーの印刷事例
オリジナルグッズや販売品、販促品など様々な用途でのデザインの参考にモバイルバッテリーの印刷例を4つご紹介いたします。
まとめ
モバイルバッテリーの印刷方法、印刷工程、印刷事例をご紹介しました。ぜひオリジナルモバイルバッテリーの作成の際に参考にしてみてください。印刷業者による高性能なインクジェット印刷であれば、とてもバリエーション豊かなデザインを印刷可能です。お好みのデザインに合わせてモバイルバッテリーの大きさや形を選択して、素敵なモバイルバッテリーをお作りください。