携帯型の扇風機は真夏の屋外だけでなく、お風呂上りや料理中など屋内でも活用できて、女性ならメイク崩れ防止など使い方はいろいろです。人気グッズなので種類も豊富。手持ちや卓上置きなどありますが、首掛けのハンズフリーなら涼しく快適に過ごすことができます。そこで、この記事では、安く簡単に作れる「首掛け式のミニ扇風機」を紹介します。
ミニ扇風機とは?
ミニ扇風機とは、屋外や好きな場所へ気軽に持ち歩ける小型扇風機のことです。顔回りに汗をかきたくない女性を中心に数年前から人気が広まり、最近では熱中症対策として、男性や子どもがミニ扇風機を使用する姿も目にします。
素材は、ABS、TPEで主に作られています。ABSは「Acrylonitrile Butadiene Styrene」の頭文字で合成樹脂の一種です。ツルっとしたきれいな表面が特徴で、耐衝撃性に優れています。非常に軽量なことから扇風機本体の素材としてよく使われます。
TPEは「Thermoplastic Elastomers」の頭文字です。ゴムとプラスチックの中間的な素材です。熱を加えると柔らかく変形し、熱を加えない時はゴムのように伸び縮みが可能な素材です。硬すぎず弾力性があるので、扇風機の羽の素材としてよく使われます。
電源は大きく分けて、リチウムイオンバッテリーと、乾電池の2種類です。リチウムイオンバッテリーの扇風機はmicroUSBケーブルで充電できるため、電池代がかからないぶん低コストで使えます。商品によって充電時間と連続使用時間が異なりますが、約2時間でフルチャージでき連続で2〜3.5時間使用可能な扇風機や、充電時間5時間で最長24時間使用が可能な物もあるので購入前に確認しましょう。電池は、乾電池は、アルカリ単三電池2本で連続60分の使用が可能。容量の大きい電池だとアルカリ単三電池3本で最長12時間の使用が可能な扇風機もあります。風量の切り替えができるタイプだと風量の大きさによって必要な電力が異なり使用時間が変わります。
購入先は100均、大手家電量販店、大手通販サイトで購入できます。100均でも100円ではなく300円~500円で販売しており、シンプルなハンディタイプから卓上置きと首掛けの両方で使用可能な扇風機もあります。乾電池を使用するタイプが多く、電池や首掛けに必要なネックストラップは別売りです。大手家電量販店だと1000円~3000円で販売しており、ハンディタイプや卓上置き、ヘッドホンのような首掛けタイプなどさまざまです。USB充電型の扇風機がほとんどで、長期間の使用を目的とした方が購入します。
作り方
首掛け扇風機の簡単な作り方を紹介します。
今回はダイソーで購入した「ハンディ扇風機 アニマル 300円」で作ります。
- 必要な材料
- 携帯型扇風機
- ネックストラップ(先端パーツにナスカン&黒松葉付き)
ネックストラップの先端パーツを、扇風機本体の上部にあるストラップ取り付け穴に通します。今回は、黒松葉とナスカンをそれぞれ装着してみます。
黒松葉を通します。黒松葉はツンとした芯の強さがあるので、細い穴にも通しやすい特徴があります。扇風機に取り付け穴がない場合は、後ろガードの上部に黒松葉を通して使用できます。
ナスカンを固定します。ストラップ取り付け穴が大きめの場合は、ナスカンやマルカンのような金属製の先端パーツを通して使用できます。
首掛け扇風機の完成です。最近では100均でも「ネックストラップ(黒松葉&ナスカン付き)」を販売しているので、安価で簡単に首掛けネックストラップを作れます。
- 費用
- ミニ扇風機:300円
- 単三電池2本:100円
- ネックストラップ:100円
- 合計=500円
- ※全て購入時の価格です。
首掛け扇風機をより快適に使うポイント
35℃以上の猛暑日に、携帯扇風機を使用するには注意が必要です。気温が高いと扇風機で風を送ってもドライヤーの熱風を浴びるようなもの。そこで、おすすめなのがぬれタオルを首かネックストラップに巻いて、タオルに風をあてる方法です。涼しい風が首周りの太い血管を効率よく冷やすことができるのでおすすめです。
好きな絵柄を印刷すればオリジナルグッズとして販売できる
ミニ扇風機の本体にお好みのデザインを印刷して、オリジナルのミニ扇風機を作成できます。販売用としてキャラクターのイラストやスポーツチームのマークを印刷したり、販促用として企業やイベントのロゴを印刷するなど使い方はいろいろです。オリジナルグッズを注文する場合、当社だとロット10個から、納期は5営業日から作成できるので、在庫のリスクを避けて気軽に注文できるのも嬉しいですね。
まとめ
安く簡単に作れる「首掛け式のミニ扇風機」を紹介しました。ハンズフリーは両手を自由に動かせるので、荷物の多い買い物や、熱風を浴びる料理中など、さまざまなシーンで重宝します。首掛けタイプなら、体を冷やす首筋や顔にピンポイントで送風できるので、ぜひ、簡単に作れる「首掛け式のミニ扇風機」で暑さを我慢せず快適にお過ごしください。