ペンライトは、コンサートやスポーツイベント、アイドルのライブなどで欠かせないアイテムですが、弊社でオリジナル製作ができるペンライトは、アクリルペンライトとスティック型ペンライトの2種類があります。今回は、LEDライト、デザイン、持ち運びのしやすさなど、さまざまな側面から両者を比較し、オリジナルペンライト製作を検討される方が、目的に合ったペンライトを選べるようお手伝いをします。熱い応援にふさわしい最高のペンライトを選ぶために、ぜひ参考にしてみてください。
10秒でわかる!ふたつのペンライトの主な特徴
まずはじめに、アクリルペンライトとスティック型ペンライトの主な特徴をリストアップしました。他方よりも優位な点は黄色のマーカーで強調してあります。
- アクリルペンライト
- デザインの自由度が高い
- スイッチを押すとLEDライトの色が変わる
- 10個から作れる
- スティック型よりも安価に作れる
- 納期は最短5営業日から
- スティック型ペンライト
- コンパクトな棒状で扱いやすい
- 手動もしくは自動でLEDライトの色が変わる
- ストラップが付属
- 最小ロットは100個から
- 納期は最短10営業日から
両者の違いをざっくり把握したところで、細かいスペックの違いをひとつひとつ見ていきましょう。
素材の違い
アクリルペンライトの発光部は厚さ4mmのアクリルで作られており、明るく美しい光がアクリルの形状に合わせて拡散します。グリップ部は耐久性に優れたABS樹脂で作られており、しっかりとした握りやすさが特徴です。
一方、スティック型ペンライトの発光部は透明PP(ポリプロピレン)で作られており、やわらかく均一な光が広がるのが特徴です。グリップ部はアクリルペンライトと同じく白いABS素材ですが、スティック状なので握りやすく、手にぴったりとフィットします。また、スティック型ペンライトには反射シートとポリエステル製のストラップが付属しています。
両者はどちらも透明のプラスチック素材なので、材質の違いによる明るさの差はほとんどありませんが、強いて言えば、アクリルペンライトは輝きや光の強さに重点を置きたい場合に、スティック型ペンライトは柔らかな光を求める場合に適していると言えるでしょう。
形状・サイズの違い
アクリルペンライトとスティック型ペンライトは、形状やサイズにおいても異なる特徴を持っています。
アクリルペンライトは、4種類の定番型(円型、ハート型、うちわ型、星型)、自由な形状に作れるオリジナル型が選べます。これにより、個々の好みやイベントのテーマに合わせて自由度の高いペンライトが作れるのが強みです。サイズは最大で横124mm×縦209mm×厚さ16mm。コンパクトながらも存在感のあるサイズで、手に持ちやすく使いやすい特徴を持っています。
一方、スティック型ペンライトは、その名の通りスティックの形状をしており、手に持ちやすく使いやすいのが特徴です。全長は250mm、直径は30mmです。シンプルなデザインとスリムなサイズ感で、携帯性に優れており、持ち運びや収納に便利です。
形状とサイズの違いにより、両者が与える視覚的な印象も異なります。アクリルペンライトは多様な形状の中から選ぶことができ、個性的な演出やイベントの雰囲気に合わせて使えます。一方、スティック型ペンライトはどの方向から見たときにも同じ光り方で見えるため、利用シーンやシチュエーションによっては効果的な演出ができるでしょう。
LEDライトの違い
アクリルペンライトに内蔵されているLEDライトは11色に切り替えることができます。色は、赤、青、緑、黄色、オレンジ、パープル、ピンク、ライトブルー、ダークグリーン、ライトイエロー、白で、ボタンを押すたびに色が変わり、アクリル部分を美しく照らします。
また、音楽連動タイプのアクリルペンライトでは、電源ボタンで音楽連動モードと通常モードの切り替えが可能です。音楽連動モードでは、音のテンポやリズム、振動に合わせて点滅の動作が変化します。さらに振動にも反応するため、ペンライトを振ったりグリップを叩くことで、リズムよく点滅動作が変化します。
一方、スティック型ペンライトのLEDライトは15色に切り替えられます。色のバリエーションは、赤、緑、青、ピンク、白、イエロー、ライトブルー、ライトグリーン、パープル、オレンジ、ライトピンク、スカイブルー、ライトイエロー、ダークグリーン、ライトレッドで、ボタンを押すたびに切り替わります。また、自動色チェンジモードに切り替えると、スイッチを押さなくても自動で色が切り替わり、電源をOFFにするまでループします。
音楽や振動に反応する機能を備えたアクリルペンライトは、イベントやパーティなどでの楽しい演出に活用できます。一方、スティック型ペンライトは15色のカラーバリエーションと自動色チェンジモードにより、幅広いシーンでの光の表現に適しています。
印刷の違い
アクリルペンライトとスティック型ペンライト、いずれも発光部とグリップ部にオリジナル印刷ができますが、印刷方法がそれぞれ異なります。
アクリルペンライトのアクリル部分への印刷には、インクジェット印刷とレーザー彫刻の2種類が選べます。インクジェット印刷はフルカラーで、アクリルに直接インクを噴射することで、グラデーションや微妙な色味を忠実に再現します。レーザー彫刻はレーザーを使ってアクリルを削り、模様を入れる方法です。デザインが剥がれにくく、高級感のある仕上がりになります。
アクリルペンライトのグリップ部分への印刷はフルカラーのインクジェット印刷で、キャラクターや企業名、ロゴマークなどをワンポイントで印刷することで、より魅力的な仕上がりになります。グリップへの印刷はオプション料金がかかりますが、デザインエディタから入稿する場合は無料で印刷できます。
一方、スティック型ペンライトの場合は、発光部に内蔵された反射シートにオリジナルデザインを印刷します。印刷方法はオフセット印刷とシルク印刷が選択できます。オフセット印刷はフルカラーで、写真やグラデーションなど細部の表現やトーンの豊かさを再現でき、シルク印刷は1色か2色を選び、インクを厚くベタ塗りすることで力強い色のインパクトと美しい発色が得られます。グリップ部分への印刷はシルク印刷のみとなっており、こちらは別途オプション料金がかかります。
価格と最小ロットの違い
アクリルペンライトは最小ロットが10個から注文できます。10個注文時の単価は970円、100個注文時の単価は880円からとなります。最小ロットが比較的小さく、少量でも購入が可能なため、個人や小規模なイベントなどで利用する際に柔軟性があります。また、100個注文時の単価も比較的お手頃であるため、中規模のイベントやプロモーションにも利用しやすいでしょう。
一方、スティック型ペンライトは最小ロットが100個からとなり、100個注文時の単価は1,100円からとなります。最小ロットが比較的大きいため、大規模なイベントや団体向けの利用に向いているといえるでしょう。
納期の違い
アクリルペンライトは比較的短い納期で製作が可能であり、注文数が50個未満の場合は通常5営業日での納品が可能です。一方、注文数が50個以上の場合は10営業日以上かかる場合があります。また、試作品を製作する場合は、上記の納期にさらに5営業日を加える必要があります。アクリルペンライトは急いでいる場合でも迅速に対応できる点が大きなメリットです。
スティック型ペンライトの納期は通常10営業日、グリップ印刷を行う場合は+15営業日、試作品の製作を行う場合はさらに10営業日が必要となっており、アクリルペンライトに比べて製作に時間がかかる傾向があります。納期が重要な場合には、事前にスケジュールを確認し、それに合わせた注文を行うことが大切です。
仕様比較表
今回はアクリルペンライトとスティック型ペンライトをいろいろな点から比較しながら紹介しました。それぞれの特徴を理解し、自分の好みや使用するシーンに合わせて最適な形状やデザインを選ぶことで、より楽しいオリジナルペンライト製作体験ができるでしょう。オリジナルペンライトの製作を検討されている方はぜひ弊社までご相談ください。
アクリルペンライト | スティック型ペンライト | |
---|---|---|
素材(発光部) | アクリル | 透明PP |
形状 | 円、ハート、うちわ、星 | スティック(円柱) |
サイズ | 横124×縦209×厚16mm(最大) | 全長250×直径30mm |
本体色 | 発光部:透明 / グリップ部:白 | 発光部:透明 / グリップ部:白 |
LEDカラー | 11色 | 15色 |
カラー切替 | 手動 or 音楽連動 ※音楽連動は「音楽連動アクリルペンライト」のみ対応。 |
手動 or 自動 |
電源 | 単4電池×3個 | 単4電池×3個 |
印刷 | 発光部:インクジェット、レーザー彫刻 / グリップ部:インクジェット印刷 | 発光部:オフセット印刷、シルク印刷 / グリップ部:シルク印刷 |
包装 | OPP袋に個包装 | OPP袋に個包装 |
最小ロット | 10個~ | 100個~ |
納期 | 5営業日~ | 10営業日~ |
商品ページ | スティック型ペンライト |