オリジナルマスクケースを作るときによく使われる印刷方法の素材別まとめ

マスクケースは、食事中など一時的にマスクを外して置いておきたいときや、予備のマスクを持ち運びたいときに、マスクを清潔に保つことができ、オリジナルデザインを印刷すれば販促品や販売品としても使えます。

今回はマスクケースにオリジナルのデザインを印刷して販売したり配布したりしたいと考えている人に向けて、マスクケースの素材ごとに印刷の種類と仕上がりの特徴を詳しく紹介します。

紙製マスクケースの印刷方法

紙のマスクケースは、店の名前やロゴを印刷して飲食店などで使われていることが多く、使い捨てできるのでとても人気があります。

印刷方法は、ロット数によって、オフセット印刷インクジェット印刷のどちらかの方法で印刷します。一般的に、ロット数が多い場合はオフセット印刷、少ない場合はインクジェット印刷が使われます。目安としては、まとめて100個以上印刷する場合にオフセット印刷が使われることが多いようです。

オフセット印刷は大量の印刷が短時間で可能で、同じデザインのマスクケースを大ロットで作りたいときにおすすめです。版を使用するのでロット数が多くなるほど単価が安くなっていきます。イラストや写真、グラデーションなどを鮮明に表現できるのも特徴です。

インクジェット印刷はインクの密度を調節できるので、オフセット印刷と同様に、写真やグラデーションなど繊細な表現の印刷に適しています。シルク印刷オフセット印刷のように版代がかからないため、小ロットでの印刷に向いています。

紙製マスクケースの印刷範囲は、ケースの表面全体に可能な場合もありますが、各業者のテンプレートによってフチには印刷できなかったり、数カ所のスペースに限られていたりとまちまちです。加えてマット紙や上質紙など、紙の種類も複数あり、印刷方法や範囲が変化する可能性がありますので業者にしっかり確認するようにしましょう。紙製マスクケースの単価はロット数や印刷方法によって変動しますが、単価5円~60円ほどの安価でオリジナル印刷が可能です。

布製マスクケースの印刷方法

布製のマスクケースは、デザインを印刷するだけで、簡単におしゃれでカジュアルな印象のオリジナルマスクケースを作成できます。印刷方法は、印刷したいデザインやロット数によって変わります。現時点で布製マスクケースのオリジナル製作を扱っている業者はかなり少ないため、布製マスクケースと類似した商品である布製ポーチを例にすると、シルク印刷インクジェット印刷・デジタル転写印刷・昇華転写印刷などさまざまな方法によって作成が可能です。

単色使いでロゴやデザインを印刷したり、ワンポイントなどシンプルなデザインにしたい場合はシルク印刷がおすすめです。また小ロットでフルカラーデザインを印刷したいならインクジェット印刷が適しています。インクジェット印刷は、デザインを繊細に表現し肌触りもなめらかな仕上がりになります。さらに、フルカラーでより安価に作成したいときはデジタル熱転写印刷がおすすめです。小ロットで色数が多くても他の印刷方法より安価になります。ただし、デジタル熱転写印刷は布にデザインのシートを圧着させるため、印刷部分の肌ざわりがすこし硬くなってしまいます。最後に、生地全体にオリジナルデザインを印刷したい場合は昇華熱転写印刷がおすすめです。生地自体にインクをしみこませるため、仕上がりが自然になり通気性も保たれます。ただし、昇華転写印刷はポリエステルにしか印刷できませんので注意しましょう。

以上のように、布製マスクケースは素材や形状よって印刷方法や印刷範囲が大きく変わるので、各業者のウェブサイト等で事前にしっかりと確認しておきましょう。布製マスクケースは単価500円~1000円ほどでオリジナル作成が可能です。

プラスチック製マスクケースの印刷方法

プラスチックは素材が硬く、形はシンプルな箱型がほとんどです。そのため印刷するデザインによって大きく印象を変えることができます。ロゴやマークをワンポイントで印刷すればスマートさを演出できますし、キャラクターやイラストなどをフルカラー印刷すればデザインがよく映え、華やかなケースがつくれます。

プラスチック製のマスクケースの場合、作成したいデザインによってシルク印刷インクジェット印刷のどちらかで印刷します。シルク印刷は少ない色数を使ったデザインや、ロゴマークなどのワンポイントの印刷に適しています。シルク印刷は、インクの印刷部分が少し盛り上がった印象になる特徴があります。プラスチックのような硬い素材にシルク印刷するとより効果を発揮し、高級感のある印刷ができます。

インクジェット印刷は、フルカラーで印刷できるので、キャラクターや写真のような細かく多色を使ったデザインに向いています。好きなキャラクターでグッズとして作りたい時などにはこちらの方法がおすすめです。

多くの業者ではケース表面のフチ部分以外への範囲に印刷が可能です。ただ、業者によって印刷可能なサイズは異なりますのでデザインを作成する際は注意しましょう。プラスチック製マスクケースの単価はロット数や印刷方法によって変動しますが、単価200円~700円ほどでオリジナル作成が可能です。

レザー製マスクケースの印刷方法

レザーは特有の質感をもち、オリジナルデザインを印刷することで簡単に高級感のあるマスクケースを作成できます。PUレザーなどの合皮にはインクジェット印刷でデザインを全体的に印刷するのが一般的です。また、特殊な印刷の例として無地のレザーに箔押しや型押しでロゴを施すことも可能です。そのほか、デザインによってはシルク印刷が使われることもあります。

インクジェット印刷は写真やグラデーションなど繊細な色合いの印刷に適しています。使用する色数が多いときにも色味を忠実に再現できます。さらに、マスクケースの表面全体や広範囲に印刷できるのも特徴です。

PUレザーのマスクケースは単価800円~1000円ほどでオリジナル作成できます。手ごろな価格で高級感のある仕上がりにできるので、おしゃれにマスクを持ち運びできるケースを作りたいひとにおすすめです。

クリアケース製マスクケースの印刷方法

クリアケース製のマスクケースはPP(ポリプロピレン)が素材となっています。安価でデザインがしやすいため、マスクケースのオリジナルデザイン印刷において、このPP素材のものが一番多くの業者に取り扱いされています。PP素材のクリアケース製マスクケースは、デザインの色数や大きさによってはシルク印刷が使われる場合もありますが、ほとんどの業者ではケースの表面全体に印刷可能なオフセット印刷で印刷されています。

オフセット印刷は、版を作成するので同じデザインのマスクケースを大ロットで作りたいときにおすすめです。他の印刷方法に比べて、大量の印刷を短時間で行うことができ、ロット数が多くなるほど単価も安くなります。イラストや写真、グラデーションなど鮮明に表現できるのが特徴です。クリアケース製のマスクケースにオフセット印刷する際はほとんどの業者で表面全体にオリジナルデザインを印刷可能です。

クリアケースにはいろいろな構造のものがあるので単価に幅がありますが、だいたい30円~500円ほどの安価でオリジナル作成が可能です。

まとめ

マスクケースの素材 印刷方法
紙製 オフセット印刷、インクジェット印刷
布製 シルク印刷、インクジェット印刷、デジタル熱転写印刷、昇華熱転写印刷
プラスチック製 シルク印刷、インクジェット印刷
PUレザー製 インクジェット印刷
クリアケース製 オフセット印刷

それぞれの印刷方法について詳しくは「印刷・名入れについて」こちらのページも参考にしてみてください。