ペットボトルホルダーは海やプール、屋内外でのイベントなどさまざまな場面で大活躍する便利なグッズです。そんなペットボトルホルダーを安く簡単に手作りする方法を紹介します。
目次
ペットボトルホルダーとは
ペットボトルホルダーは、ペットボトルを持ち運ぶ時にとても便利な道具です。ペットボトル全体を包み込むタイプと、ペットボトルホルダー専用パーツ(以下、ホルダーパーツ)でキャップを引っ掛けるタイプがあります。今回作り方を紹介するのは、キャップを引っ掛けるタイプのペットボトルホルダーです。ホルダーパーツの反対側には、開閉可能な接続パーツであるカラビナが付属しています。
カラビナ付きペットボトルホルダーの特徴・メリット
カラビナ付きペットボトルホルダーを使う際は、カラビナをカバンのとってやズボンのベルト通しにはめれば、手を塞さがずにペットボトルの持ち運びができます。いつでもすぐに水分補給ができるので、海やプール、屋内外でのイベントなどさまざまな場面で大活躍します。さらにカラビナはもともと登山用の道具でもあるため、強度があり丈夫です。開閉する際は少し力を加えればOKなので、とても使い勝手がいいパーツです。
カラビナ付きペットボトルホルダーは簡単に作れる
カラビナ付きペットボトルホルダーを手作りする時に、高度な技術は全く必要ありません。とても簡単な構造のため、裁縫や細かい作業が苦手な人でも短時間で簡単に作ることができます。さらに、材料は100円ショップに売っているものが多く、お手頃な価格で作れるのもポイントです。
布のカラビナつきペットボトルホルダーの作り方
自分のお気に入りの柄で、世界に一つだけのカラビナつきペットボトルホルダーを作成できます。今回はより簡易的にな方法として、ミシンや裁縫セットは使用せず布用接着剤を使って作成しました。所要時間はたったの15分です。
材料
必要な材料は以下の4つです。接着剤とカラビナは100円ショップで、ホルダーパーツは通販サイトで2個セットで200円ほどで購入しました。布は自宅にあったものを使用しました。
お好きな布
布用接着剤
ホルダーパーツ
カラビナ
布をちょうどいい大きさにカットする
布をペットボトルホルダーにちょうどいい大きさにカットします。布は縦の方向に伸びづらい性質を持っているので、ペットボトルホルダーが完成した時に布が伸びづらくなるように、縦地の方向にカットするのがおすすめです。布の縦横は、実際に引っ張ることで確かめることができます。
市販のホルダーパーツの穴は2cm程度なので、布の横幅も2cm弱になるようにします。後の工程で布を四つ折りにして強度を増すため、仕上げたいひもの幅の4倍の幅でカットします。今回ならば、約2cm横幅のひもを作るため、約8cmの長さにカットしました。縦幅は持ち運びに適当な分をお好みで採寸してください。縦幅の場合は、仕上げたい長さの2倍+ぬいしろ分2cmでカットします。今回は、7cmの縦幅に作成したいため、7cm×2=14cmにぬいしろ2cmをプラスして、計16cmの長さで布をカットしました。
布に折り目をつける
布を折り込んで重ねることで、強度を高めます。まずは布の中心に向かって両端から、同じ幅で折りたたみます。
この時、中心に少しすき間をあけるようにたたむと、もう一度折りたたんだ時に中心がかさばらず、しっかりしたひもに仕上がります。布にアイロンでしっかりと折り目を付けたら、再度中心から折りたたみます。ここでもアイロンをしっかりとかけます。霧吹きなどで湿らせてからアイロンをかけるとよりビシッと折りたためます。
布を接着する
接着の方法として、縦方向にミシンや裁縫道具で縫うのが一般的ですが、今回はより簡易的な方法として布用の接着剤で貼り付けます。接着剤はすぐ乾いてしまうため、一度に塗らずヘラを使って端から少しずつ塗っていきます。ヘラがない場合は、小さなプラスチックスプーンなどでも問題ありません。この際、アイロンをあてることでより早く接着面を乾かすことができます。最近ではノリのように使えて手も汚れないスティックタイプの布用接着剤も発売されています。
※使用する接着剤によって使用方法が異なるので、注意書きを読んでからお使いください。
パーツをつける
布紐にカラビナとホルダーパーツを通します。2cmの塗り足し部分を布用接着剤で貼り付け、布を輪っか状にします。
布の隙間を貼り付ける
カラビナとホルダーパーツをそれぞれ布の輪っかの端に移動させれば、ほとんど出来上がりです。最後に、パーツ同士がぐらぐら動かないように布の隙間を貼り付けましょう。より使い勝手のいいペットボトルホルダーにすることができます。
完成
完成です。15分という短時間でとても簡単にオリジナルペットボトルホルダーを作ることができました。
布以外の素材でも簡単に作れる
まとめ
とても簡単にペットボトルホルダーを手作りすることができました。100円ショップでなかなか見かけない専用パーツも、通販サイトで簡単に購入することができます。カラビナつきペットボトルホルダーはとても便利なグッズです。手作りをする際にはぜひ参考にしてみてください。