ケースに入れるだけで簡単にスマホショルダー化できる!フォンタブの使い方と人気の秘密

ショルダーストラップ付きフォンタブ

スマホケースと本体の間に挟んで使えるフォンタブ。オリジナルグッズとしても注目度が上がっており、キーホルダーやストラップを取り付けることで、人気のスマホショルダーとしても利用できます。今回は人気の理由やスマホショルダーとの違いを解説しながら、フォンタブの使い方や対応機種についても紹介します。

フォンタブとは

フォンタブ(Phone Tab)とは、薄いPVC素材で作られたカード型の製品です。スマートフォン本体とスマートフォンケースの間に挟み込むようにして挿入することで、キーホルダーやストラップを取り付けられるようになり、長めのストラップ(ネックストラップ)を装着すればショルダータイプのスマートフォンケースとしても利用できるようになります。

スマホショルダーとフォンタブの違い

スマホショルダーはスマホケースとストラップがセットになったもので、フォンタブはスマホ本体とケースの間に挟み込んで使うものです。フォンタブは充電ケーブル用の穴があるスマホケースであれば、ほとんどのスマホケースに装着できるため、お気に入りのスマホケースを変えることなく、アクセサリーで装飾を楽しんだりつけたり、スマホショルダーとして便利に使うといったことができるようになります。

フォンタブが人気の理由

フォンタブは海外ではPhone Tether Tab、Phone Anchor Tabなどの名称で以前から販売されていましたが、日本国内では昨年(2022年)から少しずつ注目されるようになりました。これは同じ時期に、肩からスマートフォンを斜め掛けできるアイテム「スマホショルダー」の人気が高まったことによる影響が大きいと思われます。スマホショルダーは昨年に大ヒットしたスマートフォンアクセサリーのひとつで、昨年の新語・流行語大賞にもノミネートされています。

GoogleTrendsで「スマホショルダー」と「フォンタブ」の検索動向を調べてみると、いずれも昨年(2022年)の夏ごろから人気が高まっていることがわかります。

フォンタブはスマホケースに差し込むだけで簡単にスマホショルダーのように使えるようになる上、オリジナル印刷をしたり手作りしたりといった楽しみ方もできるため、より個性的なアイテムを求めるユーザー層に支持されていると思われます。

フォンタブの使い方

  1. フォンタブをスマホケースの中に入れ、接続部分をスマホケースの充電ケーブル用の穴から出します。
    スマホケースにフォンタブを装着する
  2. スマートフォン本体を装着します。
    スマートフォン本体を装着
  3. フォンタブの接続部分にストラップやキーホルダーを取り付けて完成です。
    ストラップやキーホルダーを取り付ける

フォンタブのサイズと対応機種

フォンタブ本体のサイズや形状はメーカーごとに異なりますが、市販されている商品はクレジットカードや運転免許証などのカードサイズ(54mm×85mm)よりもやや大きめのものが多いようです。フォンタブはスマホケースに挟み込んで使用するため、フォンタブよりも大きいサイズのスマートフォンが対応機種となります。

フォンタブのサイズ

参考までに、弊社で取り扱っているフォンタブ(上記画像)のサイズは60mm×94mmなので、iPhoneシリーズのスマートフォンであれば、iPhone6以降のすべての機種(iPhoneSEを除く)に対応しています。

フォンタブ装着時のワイヤレス充電について

フォンタブを装着した状態におけるワイヤレス充電(無線充電)の可否については、フォンタブよりもスマホケースの素材や厚さに影響されます。

スマホケースの製造メーカーがウェブサイトやYou Tubeで公開している検証結果によると、ケースの厚さが約3mm以下であれば概ね正常にワイヤレス充電が可能であるとされており、弊社でも実際に上記画像のように透明ケースにフォンタブを入れた状態で確認したところ、正常に充電ができました。

ただし、装着しているケースやフォンタブの種類によっては充電が正常に行えない可能性があるため、弊社においては、ワイヤレス充電はケースやフォンタブを外した状態で行うことを推奨しています。

フォンタブの耐久性

フォンタブに使われているPVC素材(軟質PVC)は透明度が高く、耐久性・耐水性に優れた素材です。着色性や接着性にも優れているため、素材に絵柄を印刷するオリジナルグッズとの相性も良く、弊社の取扱製品では防水スマホケースなどにも使われています。

フォンタブの素材は柔らかく耐久性に優れたPVC

ただし、接続したストラップを強い力で引っ張ったり振り回したりすると、フォンタブのフック部分がちぎれたり、金属ナスカンの部分が壊れる可能性があります。また、TPUなどの柔らかい素材のスマートフォンケースにフォンタブを装着した場合、乱暴に扱うとケースが外れてしまう恐れもあるので、子供が使うときには注意したほうがよいでしょう。

フォンタブの接続部分

まとめ

今回はスマートフォン本体とケースの間に挟み込むことで、簡単にスマホショルダーのように使えるアイテム「フォンタブ」について、人気の理由や使い方を紹介しました。

オリジナルグッズとして製作する場合においても、スマートフォンの機種を問わずに利用できる上、スマホショルダーとしてもアクセサリーとしても使えるため、幅広いユーザー層にアピールできるグッズが作れるでしょう。世界にひとつだけのオリジナルフォンタブを作りたいと考えている方はぜひ一度ご相談ください。