カートン割れ

カートンは、一定数の製品を紙箱に詰めたものを言います。タバコの場合は簡略化されて紙で包まれているだけですが1カートンあたり10箱が入っています。タバコ以外でも、お菓子や玩具などにも「カートン」という単位を使い、個数は10個とは限りません。バナナの場合、1カートンあたり約13kgのバナナが入っており、取引の単位としても用いられます。消費者がカートン単位で商品を購入すると、割引価格で購入できたり、インターネットショッピングの場合は、送料が無料になったりするメリットがあります。逆に、カートン割れで商品を購入する場合は、卸問屋は箱から商品を出したり、半端に残った商品を別に購入してくれる人を探したりする手間がかかるため、カートン割れに伴う手数料をとられる場合などがあります。小売店では、「カートン割れ」という表現を使うことは少なく卸業者などが使います。