ツー・サイド・プラットフォーム

ツー・サイド・プラットフォームとは提携関係を結んだ2種類のユーザーグループ(ショップと消費者など)に、取引を促すための環境とルールを提供して、取引を成立させるシステムのことをいいます。例えば、ネット上の「ショッピングモール」のようなものです。ショップ側はショッピングモールに出店することで、より多くの訪問客が見込め、消費者はショッピングモールにアクセスすることで、より多くのラインナップの中から欲しい商品を見つけることができます。ショッピングモールでは、システムを使用するための使用規約を提示し、それに同意したユーザーに対してのみ利用を許可し、取引の仲介業者のような役割を担います。ショップ側からは月々の利用料を、消費者がわからは商品情報などを定期的に送るためのユーザー情報を得ることで、集客できるというメリットがショッピングモールに生じます。ショップと消費者が増えることで、ショッピングモールの利益も増えるという仕組みです。