LTV

LTVとはLoan To Valueの略で、不動産の価格に対するローンの割合(借入金・社債等の負債額を資産価値で割った比率=負債比率)のことをさします。不動産投資の用語でレバレッジという言葉がLTVの数値のことです。LTVの比率が高ければそれだけレバレッジ効果も大きくなりますが、その分金利上昇時のリスクは相当高いということになります。不動産の価格に対する社債発行額の割合や社債の安全度を図る指標として使用されます。

またIT用語でLTV(Life Time Value)とは、和訳すると「顧客生涯価値」となり、その顧客が新規購入してから生涯を通じてそのブランドもしくは企業にもたらす価値の総計のことです。LTVは顧客シェアを計測する指標として考案されました。百貨店やアパレルメーカー、カーディーラーなど、市場シェアよりも顧客シェアを追求する必要があり顧客データ管理にさまざまな工夫をこらすのは、このLTVを獲得することが目的です。