イノベーター理論

イノベーター理論とは1962年、スタンフォード大学のベレット・M・ロジャース教授が『Diffusion of Innovations(イノベーションの普及学)』の中で提唱したものです。消費者の商品購入に対する態度を5人のメンバータイプに分類し、この中で唱えられたのが、新しい商品に対する購入の早い順から、消費者の新商品に対する購入態度によりオピニオンリーダーへの普及が新製品の普及可否(成功可否)の鍵を握るとしています。これを『普及率16%の論理』といいます。イノベーター(革新的採用者)積極的で新商品・サービスを採用する人のことです。オピニオンリーダーというのは知識があり、影響力のある意見を述べる人のことです。つまり、この2者まで普及するかが、次の消費者へと広がるかどうかの分岐点になると説いています。営業をする人たちは覚えておいた方がいいのだそうです。